スリランカ小学校2020.03.03ブログ
いつもありがとうございます。
先日、ワールド・ビジョンさんからスリランカの小学校の完了報告書が届きました。
いつも応援協力いただいている皆さんのおかげでスリランカに学校ができました。本当にありがとうございました。子ども達の笑顔と希望を想像するだけで嬉しくなります。一緒に喜んでいただけたら幸いです。
ワールド・ビジョンさんが作ってくださったプレートには「May dreams come true. May gentleness spread. We pray for love, peace, hope and smile. 」と記させていただきました。
G＋サポーター、Bee Partner、応援いただいた皆さまの名前入りプレートを持って、出来るだけ早く、学校に行きたいと思います。
これからも、やさしさを広げて、学校を創っていきます。どうぞ宜しくお願い致します。
完了報告書からの抜粋です。
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事業地の地理的・社会的背景
全体では約30,000人（6,800世帯）が暮らしていますが、そのうち約33％の人々がスリランカ政府の定める貧困ライン以下で生活しており、ゴール県内でも特に貧困の厳しい地域です。多くの住民が紅茶農園に住み込みで働き、そこで一生を過ごしている状況であり、地域全体として教育や医療などへのアクセスが不十分であることが課題となっています。また、保護者が子どものケアに十分な時間をかけられず、ネグレクト（育児放棄）や栄養状態の悪い子ども、きょうだいの世話のために学校に通えない子どもが少なくありません。
この小学校（1～5学年）には102人の児童（男子49人、女子53人）が通っていますが、本事業実施前は全学年が2教室の中で隣り合って勉強しており、時には野外で授業を行わざるを得ないこともありました。子どもたちは高い学習意欲を持っているものの、このような環境では学習に集中することが非常に困難です。また、児童はほぼ全員が貧困家庭の子どもであるため、小学校の設備改善にあたり保護者からの資金協力を求めることが難しい状況でした。
このような状況を踏まえ、本事業では、校舎をもう1 棟建設し十分な教室数を確保することで、子どもたちが安心して学べる環境を整えることを目指しました。
支援内容
校舎（１棟）、教室３室（１室あたり定員40名・家具含む）
